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PE6号強度最強決定戦~最終章~FGノットでの強度検証+ライン性能!おすすめのPE6号を徹底インプレ!

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どうも!こんにちは!越前Noobのゆーたです。
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ライン検証おじさんこと越前noobのゆーたです。

今回のライン検証は前々回前回のPE6号最強決定戦の続きになります!!

今回でPE6号の強度検証は一旦終了としますが、強度が高い新作ラインが出た際は購入して随時前々回の記事へ追記していきます!

それではPE6号強度最強決定戦の最終章ともいえる今回は・・・

PE6号強度最強決定戦!FGノット強度+ライン性能編!

というこで検証していきます!

PE6号最強強度決定戦。FGノットでの強度検証を実施。

前回、前々回で直線強度海水で洗って2週間干した強度を検証いたしました!

今回は、FGノットで結んだ直線強度最終評価ということで、ラインの滑らかさ、ラインのしなやかさ等をランキング化して最後発表していこうと思います!

PART1
PE6号強度最強決定戦
市販のPE6号を集めて測定器で強度検証をしてみた!おすすめのPE6号はどれだ?ヒラマサやマグロキャスティング等に!

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PART2
PE6号強度最強決定戦
PE6号強度最強決定戦 第2弾!海水浸けて干した後の耐久性1位はどれ?おすすめのPEラインを徹底インプレ!

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PE6号最強強度決定戦~最終章~の検証前に・・・

FGノット検証の前にこれだけは押さえて頂きたいです。

  • 個人が結んだFGノットにて測定
  • 素人による引張強度検証です!
  • ラインの滑らかさ+しなやかさは個人の感覚です
  • 参考程度に温かい目で見守り下さい・・・。

今回の検証は、FGノットでの強度検証PEラインの性質の比較です。

個人で組んだFGノットで強度測定を実施。※もちろん1本ずつ丁寧に編み込んでおります。

ライン検証はそれなりの測定器を使用してライン強度の測定を行いますが、ド素人による測定です。
メーカー様が依頼しているようなプロの測定機関とはかけ離れた検証になります。

ラインの性質も実際触ってみての個人の所感になります。

上記を踏まえ参考程度に見ていただき、最終的な購入判断はご自身でお願いいたしますm(_ _)m

FGノットの強度検証に使用する市販のPE6号はコレ!

市販されているおすすめのPE6号はどれ?

前回同様に下記PEラインを使用いたします!

①放浪カモメ オリジナルPE

放浪カモメ オリジナルPE インプレ

メーカー放浪カモメ
品名オリジナルPE
号数6号本数4本
強度80lb (36.3kg)比重

エントリーナンバー1番は、ヤフーショッピングや楽天市場で評価が高い激安のPEラインである放浪カモメオリジナルPEです!!

安すぎる上に強度が強かったら申し分ないが果たして強度の方は・・・?

②YGK よつあみ エックスブレイド スーパージグマンX8

YGK よつあみ スーパージグマン x8 インプレ

メーカーYGK よつあみ
品名エックスブレイド スーパージグマンX8
号数6号本数8本
強度80lb (36.3kg)比重0.98

エントリーナンバー2番は、ショアジギング等で人気が高いPEラインのスーパージグマンです!

根強い人気があり、使用者が多いです!

③シーガー PEX8

シーガー PEx8 インプレ

メーカーシーガー
品名PEX8
号数6号本数8本
強度86lb (39.0g)比重0.98

エントリーナンバー3番は、シーガー PEエックスエイトです!

こちらも価格が安く、使いやすいということで非常に人気が高いです♪

④サンライン シグロン PEx8

サンライン シグロン PEx8 インプレ

メーカーサンライン
品名シグロン PEx8
号数6号本数8本
強度90lb (40.8kg)比重0.97

エントリーナンバー4番は、サンライン シグロンです!

連結タイプのPEラインでロングレングスにも対応しています!

⑤DUEL ハードコア X8PRO

DUEL X8PRO インプレ

メーカーDUEL
品名ハードコア X8PRO
号数6号本数8本
強度90lb (40.8kg)比重0.97

エントリーナンバー5番は、DUEL ハードコア X8proです!

あまり認知はされていませんが、新発売のラインということでラインナップに入れてます♪

⑥バリバス アバニ キャスティングPE SMP

バリバス アバニ キャスティングPE SMP インプレ

メーカーバリバス
品名アバニ キャスティングPE SMP
号数6号本数8本
強度90lb (40.8kg)比重0.97

エントリーナンバー6番は、ヒラマサやマグロキャスティングの王道ライン!SMPです!

しなやかなライン性能と高強度が売りです!

⑦ダイワ UVF ソルティガセンサー 12ブレイドEX+Si

ダイワ ソルティガ 12ブレイド インプレ

メーカーダイワ
品名UVF ソルティガセンサー 12ブレイドEX+Si
号数6号本数12本
強度100lb (45.4kg)比重0.98

エントリーナンバー7番は、釣り具メーカーダイワからリリースされている12ブレイド。12本よりのPEラインです。

様々な技術が練り込まれたPEライン。その実力は・・・?

⑧YGK よつあみ エックスブレイド フルドラグ X8

YGK よつあみ フルドラグ インプレ

メーカーYGK よつあみ
品名エックスブレイド フルドラグ X8
号数6号本数8本
強度100lb (45.4kg)比重0.98

エントリーナンバー8番は、YGKから2020年にリニューアルしたフルドラグです!

キャスティングに注力したモデルで、SMPを凌駕できるか!!?

⑨YGK よつあみ ロンフォート オッズポート WXP1 8

YGK よつあみ ロンフォート オッズポート インプレ

メーカーYGK よつあみ
品名ロンフォート オッズポート WXP1 8
号数6号本数8本
強度100lb (45.4kg)比重0.98

エントリーナンバー9番は、YGKのオッズポートです!

連結式のPEラインで、最長1200mもの長さがあります!キャスティングゲームでの人気が高いモデルです♪

⑩シマノ オシア8

シマノ オシア8 インプレ

メーカー放浪カモメ
品名オリジナルPE
号数6号本数4本
強度113lb (51.3kg)比重0.98
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エントリーナンバー10番は、シマノからリリースされているオシア8です!前作のオシア EX8から直線強力がアップしたそうです!

最大強度も113lb (51.3kg)と最強。優勝となるのか!?

PE6号強度検証 ~FGノット編~ 検証方法

前回と違い、今回はFGノットで結んだ際の結束強度検証です!

合計3回ずつ検証するため、10種類×3回の30回FGノットを組んでいきます・・・。((((;゚Д゚))))ガクガク
丁寧に結ぶので、1本5分として150分。2時間半・・・(;^ω^)

 

各PEラインでFGノットを30回結束を行う!

各PEラインをFGノットで結束していきます!

使用するリーダーはバリバスさんのオーシャンレコード100lbを使用します!

市販PE6号FGノットの強度測定に用いるバリバス オーシャンレコード100lbナイロンリーダー

エントリーNo.1から編み込んでいったのですが、ここで最大のミス・・・。
シマノオシア8は強度113lb表記なので、リーダーが先に切れてしまう可能性があり、急遽オシア8のみオーシャンレコードの140lbを使用しました;;

リーダーの太さ違いで発生するノット強度の差はほぼ影響ないものとして検証していきます。

FGノットの結び方

FGノットは下記の方法で結びました!

  • 手にPEラインを巻き付ける王道の編込み方で編込みを往復15回実施
  • 仮止めのハーフヒッチを行い、締込みスティックを使って鬼の形相で締込み(15~20kgくらい?)
  • PE本線とリーダー端をまとめてハーフヒッチ10回実施
  • PE本線のみ5回ハーフヒッチ(最後の1回はエンドノット)

締込みには格安で超便利なカミワザさんの締込みスティックを使用しました!

カミワザデュアルスティック。ノッター。PE締込み器具。

そして完成!!

市販のPE6号のFGノット強度検証
YGK よつあみ フルドラグをFGノットで結束

非常に美しい・・・。

使用する測定器

そしていよいよ強度検証に移るため、使用する測定器を紹介いたします!
専用の測定器と測定台を使用して検証します!

測定器はデジタルフォースゲージ×オリジナル測定台を使用。

イマダ デジタルフォースゲージ ZTA-200N (標準型 多機能タイプ)

ノットの強度検証に使用する引張試験機と測定台

測定器を全て揃えるのに20万円以上設備投資を行いました・・・笑 ←ただのバカ

この測定器は10g単位で測定可能なのでかなり正確に測定することが出来ます!

オリジナル測定台には巻き付け用の治具が付いており、上部にあるハンドルでゆっくりと引っ張ることが可能!!

もちろん、手で引っ張っている訳では無いので、ある程度一定スピードで引っ張ることが出来る優れものです!

PE6号の放浪カモメPEラインのFGノット強度を測定

上下に付属の巻き付け治具に巻き付けて直線強度を測定します。

検証方法

検証は下記の流れで行います!

  • それぞれのFGノットを3回ずつ測定します。
  • 治具へ巻き付ける際は、重ならないように慎重に巻き付けを行う。
  • 上と下の治具の間は10cm前後で長さを統一
  • 引張るスピードは一定を意識。慎重に破断するまで負荷を掛けていく。
  • 平均強度と最大強度を計算し、最後にランキング形式で結果発表!

PE6号の強度は40kg前後になることが予想されるため手で引っ張るのはまず不可能・・・。

ですが・・・。我がノット研究所の環境ならば可能ですw

検証スタート!

PE6号最強決定戦。FGノットでの強度検証スタート!

まず初めにエントリーナンバー1番の放浪カモメ オリジナルPEから検証を始めます!

上下の巻き付け治具間をおよそ10cm前後で取付を行います。

放浪カモメオリジナルPE 6号 FGノット強度検証

そしてテンションを緩めて0調整を行い、ハンドルを回していきます!

引張強度測定器のハンドル

めちゃくちゃピンとラインが張っています!

PE6号の放浪カモメPEラインのFGノット強度を測定

同時にデジタルフォースゲージに現在の負荷(kg)が表示されています!

負荷が抜けてもリセットを押すまでは、最大負荷がホールド表示されたままになります!

 

ブチン!!

放浪カモメオリジナルPE 6号 FGノット強度検証。破断後。

まじで音がデカすぎて毎回ビビります・・・笑

※試験の様子は、YouTubeチャンネルからご覧いただけます!

これを繰り返して1本、1本丁寧に強度を測定をおこなっていきます!

 

FGノットを計30本検証!

気になる検証結果は・・・?

PE6号強度最強決定戦。~FGノット編~ 結果発表!

今回は現在市販で販売されているPE6号の中から特に愛用者が多いPEラインを新品購入し、FGノットを3回ずつ強度検証させていただきました!

 

結果がこちらです!!

PE6号最強決定戦!FGノット強度ランキング!
平均強度(35.04kg)最大強度(36.81kg)共に1位だったのはDUEL ハードコアX8 PROでした!!

DUEL ハードコアX8 PRO 6号 90lb

 

第2位・第3位に関しては平均強度最大強度どちらでとるかによて変わるため、2位・3位それぞれ2選手選出!

YGK よつあみ ロンフォート オッズポート WPX1 8 6号100lb (最大強度2位)

シマノ オシア8 6号 113lb (平均強度2位)

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YGK よつあみ X-BRAID スーパージグマン 6号 80lb (最大強度3位)

ダイワ UVF ソルティガセンサー 12ブレイドEX+Si 6号 100lb (平均強度3位)

市販PE6号ライン性能比較

最後に今回検証した10個のライン性能を個人の所感ではありますが、比較したいと思います。

今回の比較はしなやかさなめらかさの2点!

  • しなやかさ柔らかく。ノットが組みやすい。扱いやすいライン。
  • なめらかさ表面がツルツルなめらかで摩擦抵抗が少ないライン。

こちらが比較表になります!

市販PE6号のしなやかさとなめらかさの比較表

しなやかさ1位シマノ オシア8
ですが、1位~3位まではほぼ同等で甲乙つけがたい感じでした・・・。
4位のフルドラグも若干しなやかなラインでしたが、5位~10位はドングリの背比べ状態でした!

なめらかさ1位ダイワ 12ブレイド
12本編みということもあり、新円でなめらかでした!
2位のDUEL ハードコア X8 PROものすごくなめらか!
どちらを1位にするか迷いましたが、やはり新円度合いと表面のツルツルさで12ブレイドを選出しました!

PE6号最強決定戦。総まとめ!+総評

PE6号最強決定戦のライン検証がすべて終了いたしました!

ここまでの検証で感じたこともあったので、最後総まとめということでPart1~Part3の検証結果をまとめつつ、感じたことを発表していきます!

 

まずは総まとめ!

PE6号最強強度決定戦。総まとめ!

これが直線強度検証の総まとめになります!
それぞれ平均強度と直線強度で測定した場合のランキングをまとめました!(いやぁーこれは超有料級・・・。)
※細かい測定値が見たい方はPart1Part2をご覧ください!

正直これだけ見てもいまいち細かすぎてわからないと思うので、それぞれにポイントを1P~10Pまで振り当ててまとめました!
1位だったラインには10ポイントを加算。10位には1ポイントを加算して計算。

 

そして結果がコチラ!

PE6号最強強度決定戦。総まとめのポイント比較。

※価格も載せております

1位は 57P 獲得!シマノ オシア8でした!

しかし、コスパで見ると圧倒的なのは2位のDUEL ハードコア X8PRO

という結果でした!

総評+感じたこと

PE6号の最強強度決定戦を終え、ライン検証してきて分かったことがあります!

それは・・・

PEラインは日々進化している!

ということ。

どういうことかと言うと・・・
新作、新発売のPEラインが、MAX強度は変わらない既存のPEラインの性能を凌駕しているという事です。
それどころか強度表記が劣っているにも関わらず、新作+低価格のラインが、高級+高強度のラインを性能でぶち抜くこともあるという事。

上記の測定結果でいうと、YGKさんのオッズポートは2016年から発売している300m1万円超えの高級ラインですが、新発売した強度表記が弱いDUEL ハードコア X8 PROに多方向から劣っている部分が見受けられます。
このようにPEラインの性能は日々進化しており、新作や新発売のラインは強度表記が弱くてもは性能がものすごく高い場合があります!
※実釣使用による耐久性は比較できておりませんが・・・。新品時は確実にDUEL ハードコア X8 PROの方が性能は高いと思います。

また、もう1つ分かったことは

硬いPEラインはノット強度に強い!

ということ。

直線強度が強くてもラインシステム全体で強度が弱いとあまり意味がありません。
しかし、硬いPEラインはノットが組みにくく扱いにくさはあるものの、ノットとして結んだ際の直線強度は高いという事が分かりました!
これももしかして新品の時だけの話で、使い込んで柔らかくなってきたらあまり変わらないという結果にもなりそうですが・・・笑

この2つが全体を通して感じたことになります!

今回は壮大で踏み入った検証ですが、皆様の役には立てたのではないかと思っています!

また、スマホや家電等の性能が比較できる商品は色々なメーカーから次々とより良い製品が誕生しています。
ですが、釣りのラインはなかなか性能の比較ができないため、今回は強度にフォーカスした検証ではあるものの、これを機に更に細くて強度の強いラインを開発して頂きたいなと思いました!

今回の検証は以上になります!

前回
PE6号強度最強決定戦
PE6号強度最強決定戦 第2弾!海水浸けて干した後の耐久性1位はどれ?おすすめのPEラインを徹底インプレ!

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前々回
PE6号強度最強決定戦
市販のPE6号を集めて測定器で強度検証をしてみた!おすすめのPE6号はどれだ?ヒラマサやマグロキャスティング等に!

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以上!越前Noobゆーたでした!

YouTubeで釣り動画配信しています。

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越前Noobゆーた

1991年生まれ。福井県在住。北陸で365日青物を追い求める男。 時には海へ落ちて九死に一生。最近手漕ぎならぬ足漕ぎカヤックを購入しました。 YouTube+ブログでカヤックフィッシングや釣りお得情報を配信しています!ノット検証、オリジナルノットの開発、おもしろルアーで青物を釣ることに精を出してます(笑) チャンネル登録お願いします! サブチャンネルゆーたの戯言もよろしくお願いします!w

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