どうも!こんにちは!越前Noobのゆーたです。
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今回ジャンプライズさん(JUMPRIZE)から新発売された ズルイんデスUVを徹底検証していこうと思います!
徹底検証と言っても今回はPEとリーダー結束部のみでの検証になります!
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ズルイんデスUVを徹底インプレ!~検証方法~
今回の検証ではPEラインとリーダーラインを越前ノットとFGノットで結んで、その結束部にズルイんデスUVを塗布して、どれだけ強度が上がったかを検証しようと思います!
検証に使用するライン
使用するPEラインは3種類用意しました!!
PE0.5号・PE2号・PE6号
の三種類。
PE0.5号
シマノ PITBULL4 0.5号
東レ パワーゲームリーダーフロロ 10lb
PE2.0号
シーガー PEx8 2.0号
デュエル パワーリーダーカーボナイロン 30lb
PE6.0号
サンライン SIGLONx8 6.0号
バリバス オーシャンレコード 100lb
検証方法
3種類のPEラインを越前ノットとFGノットで結束します!
越前ノット
自分が考えた細いPE向けオリジナルノットで、細いPEラインに対してはほぼ100%のノット強度を誇ります!
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PE0.5号に対しては越前ノット。PE2号、PE6号はFGノットで結束するとします。
FGノットは下記条件にて結束します。
FGノット結束方法
16セット編み込み
↓
ハーフヒッチで仮止めし締め込む
↓
10回ハーフヒッチ
↓
リーダーカット(焼きコブ無)
↓
5回ハーフヒッチ
↓
エンドノット1回
それぞれ4つずつノットを作り、2つを塗布無し、もう2つをズルイんデスUVを塗布して強度検証していきます!
結束部がコチラ!
ズルイんデスUVを徹底インプレ!~開封~
事前準備は整った!!
早速ズルイんデスUVを開封していきます。
紫外線に当たってはいけないのか、真っ黒の密閉袋に入っています。
今回購入したのはズルイんデスUVのスターターキット!
ブルーライトとUVレジンと呼ばれる硬化液がセットになっています♪
説明書によるとブルーライトを照射して4秒で完全硬化するそうです!(1mm以下の厚みのみ)
付属のブルーライトは、電池ちゃんと入っていました!
直視すると目に悪そうな匂いがプンプン・・・
早速先程組んだ結束部へ塗布していこうと思います。
検証するノットへズルイんデスUVを塗布して硬化!
それではズルイんデスUVを塗布していきます♪
ズルイんデスUVはマニキュアのようなハケで塗るのかと思っていましたが、目薬のように少量だけ硬化液が容器からでるようになっているみたいです。
全てのPEラインへ塗布。塗り残りが無いよう厚めに塗り込んでコロコロ転がして全体的に馴染ませてきます。
次にブルーライトを照射!!
サングラス装着してやった方がいいと思います;;
画像でも目が悪くなりそうです・・・((((;゚Д゚))))
硬化後はこんな感じに仕上がります!
←が何も塗っていない結束部。 →がズルイんデスUVを塗布した結束部。
塗った方はガラスコーティングのようにコーティングされています!
では次は引張検証開始!
ズルイんデスUVを徹底インプレ!~検証開始~
引張試験を行う測定器はずっとお世話になっているイマダのフォースゲージを使用します!
このデジタルフォースゲージは50kgまでなら10g単位で測れるので、極細PEからPE8号まで細かく測れちゃいます!!
ラインは巻き付けて引っ張ることができる治具を使用します。手で引っ張る測定方法とは違い、正確に破断強度を測定できます!
それではそれぞれ検証!
測定中に気になる点が・・・w
ズルイんデスUVのコーティングが引張強度5kgくらいから白くなり、割れ始めます;;
10kgを超えてくると、PEラインも若干伸びるせいか完全に分離してしまい剥がれてきます・・・。
破断後のラインを見てみましょう!!
PE0.5号、2号はPEラインで切れるのが大半でしたが、PE6号に関してはすっぽ抜けのようなリーダー切れが多かったです!
ノット全体をカッチリ固めてあると、このようにはならないかもしれませんが、コーティングが高強度には耐えられず、ぶっ飛んでしまうので太いラインにはあまり向かない印象・・・。
ズルイんデスUVを徹底インプレ!~検証結果発表~
下記が検証結果でした・・・!
PE 0.5号とPE2.0号では強度が若干あがりましたが、パッケージに記載がある1.5倍程の強度アップは得ることが出来ませんでした・・・。
それも前回の検証では、ズルイんデスUVを塗布後より強度が高い値もあったので、PEとリーダーの結束部にはほとんど効果がないと思われます。
PE6号に関しては塗布後の強度があまりにも下がってしまった為、3回目の測定を行いました・・・。
たまたま塗布前の結束方法がパーフェクトだったのかもしれませんが、結果はマイナスとなっています。
ズルイんデスUV検証インプレまとめ!
ズルイんデスUVの総評はズバリ・・・
強度だけ見るとPEとリーダーの結束部には超微妙!!!
ズルイんデスUVの硬化後のコーティング自体が、あまり強度が無い為ノットに5kg以上の荷重がかかると割れてきます・・・。
引張試験でもほぼ誤差の範疇で、あまり効果が無いように感じました。
むしろ、ノットに強度がかかって、剥がれてきたコーティングがPEラインを傷つける可能性もあります・・・。((((;゚Д゚))))
しかしながら多少なりともメリットとデメリットがある程度見えてきたので、自分なりに考察を記載します!
ズルイんデスUVのメリット・デメリット
デメリット
- PEラインとリーダーの結束部に対しての強度アップは微妙
- 5kg程度でコーティングに割れが生じる
- 割れたコーティングがラインを傷つける可能性がある
- ガイド抜けが悪くなるので、ガイド内にノットを巻き込んでのキャスティングには不向き
- 塗った箇所が重くなる+太くなる。(キャスト時のライントラブル増加、ルアーアクションの低下、魚へのプレッシャーが増加等)
メリット
- 5kg以下のドラグ設定で、伸び縮みしにくいライン(フロロ等)をジギング等で使用する際のノット部分の保護
- エンドノット部等の糸がほつれてきやすい場所にちょい塗りして保護
- リーダーとルアー。又はサルカンの結束部→次回検証予定
- アシストラインのセキ糸保護
- 釣り針とラインの結束部保護
自分なりのメリットとデメリットを書かせていただきました!!
今回の検証ではズルイんデスUVの性能はほとんど発揮しませんでしたが、自分が思う本当の使い方は
リーダーとルアーの結束部にアリ!!
と考えています・・・w
これは、太いリーダーになればなるほど威力を発揮しそうです・・・w
ですので、次回はリーダーとルアーの結束部。もしくは、リーダーとサルカンへの結束部等にズルイんデスUVを塗布して検証してみようと思います!!
以上!越前Noobゆーたでした!
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