どうも!こんにちは!越前Noobのゆーたです。
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今回はPE6号でどのノットが最強か?を検証していこうと思います!!
世の中様々なノットがある中で・・・
一体どのノットが最強なの????
という疑問が出てくるのも無理はないでしょう・・・
ドラグチェッカーや秤などで簡易的に測った検証はあるものの、本格的な測定器と測定台を使用して検証した結果は出回ってないはず・・・!!
今回は第一弾として7つのノットを代表して選出し測定していきます!
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FGノット
最もポピュラーで有名なノットです!
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SCノット
こちらはFGノットの編み込み部分をより簡素化して生まれたSCノットです!
編み込み部分はSCノット特有の編み込み方で編み込みし、その後の処理はFGノットと一緒です!
TSURIHACKさんの動画を参考に作成しております。
電車結び
電車結びは交互に結び目を作り、結び目同士が連結した電車のような見た目であることから電車結びと名付けられたそうです・・・w
電車結びも簡単な結び方としてとても有名な結び方です。
エルドラドさんの動画を参考に作成しております。
モンスターノット
やること成すこと。まさにモンスター。モンスターユーチューバーこと、モンスターアングラーフィッシングさんのオリジナルノットです。
ノットの途中にリーダーの結び目があるのが特徴です。
モンスターアングラーさんの動画を参考に作成しております。
村田基キングノット
釣り業界のパイオニア・・・いや、日本を代表する世界トップの釣り人村田基氏が考案したキングノットです!
キングノットというのはリーダーの結び目の事で、実際はダブルラインと呼ばれるPEラインの輪っかをビミニツイストという結び方で作り、その輪っかとリーダーを結んだノットがキングノットです。
古くから雷魚を釣るのに使用されてきたノットだとか・・・
現代の高性能な摩擦系ノットにどこまで喰らいつけれるか!!
村田基さんの動画を参考に作成しております。
ミッドノット井上改
ジャンプライズという釣り具メーカーの代表でもある井上友樹氏が考案したノットです。
井上さんは釣り具メーカーの社長でありながら、50kgオーバーのカンパチや20kgオーバーのヒラマサも釣り上げる豪腕アングラーでもあります!
そんな井上さんが釣行で使用しているノットです。
井上さんの動画を参考に作成しております。
ジギング魂 新FGノット2020
ジギング魂というWebマガジンの編集長である会長さんが考案したオリジナルノットです。
だれでも簡単に超高強度を叩き出せて、なおかつノットもかなりコンパクトです。
ジギング魂さんのサイトを参考に作成しております。
PRノット (2021.2.27追加)
通称ボビンノットとも呼ばれる巻き付ける摩擦系ノットです。
強度100%と名高いノットです。
PRノットを組む際は専用のPRノッターの呼ばれるボビンが必要です。
シマノから出ているPRボビンでも良いですが、価格が高いので私はアマゾンにて販売しているワタチャンプというPRノッターを購入しました!
シマノのPRノットの半分ぐらいの価格ですが、対応ライン号数も多くオススメです!
最強ノット決定戦!PE6号編の検証方法
新品のPEラインとリーダーラインを使用し、測定器と測定台を使用して検証します!
使用するライン
今回使用するラインは・・・
SIGLONのPEX8 6号
バリバス オーシャンレコード
を使用!
使用する測定器
測定器はもちろんデジタルフォースゲージ×オリジナル測定台を使用。
この測定器は10g単位で測定可能なのでかなり正確に測定することが出来ます!
オリジナル測定台には巻き付け用の治具が付いており、上部にあるハンドルでゆっくりと引っ張ることが可能!!
もちろん、手で引っ張っている訳では無いので、一定スピードで引っ張ることも出来てどのようにノットが切れるかを観察できます!!
検証方法
使用するラインの直線強度を測定!
リーダーは40kgを軽く超えたので、リーダーに比べて強度が弱いPEラインを3回測定します。
結果・・・
1回目:34.91kg
2回目:35.03kg
3回目:34.20kg
AVE=34.71kg
ということで、34.71kgを100%として計算していきます!
各ノットをそれぞれ3組ずつ作成し3回測定を行い、平均値(AVERAGE)を出してPEラインの直線強度と比較して強度を計算していきます!
では早速検証・・・
測定中の動画は自分のYouTubeから見ることが出来ます♪
ノットの切れる位置や、負荷を与えていくことでどのように変化していくかを目視出来るのが素晴らしい・・・!!w
早速検証結果へ・・・・!!
PE6号 最強ノット決定戦!結果発表!
8本のエントリーノット達を検証した結果がコチラ!
1位は同率でモンスターノット、PRノットという結果でした!!
モンスターノットやPRノットに関して、破断箇所は完全にノットの部分以外で切れていました・・・汗
どちらのノットも巻き込み箇所で切れている為、若干の強度誤差はありますが、両方とも100%の強度と言って良いでしょう。
素のPEラインをPEライン自体に一切の負荷を与えず、引っ張ることができるようなシステムが出来れば細かく追及できるのでしょうが、正直ムリです・・・w
2位は安定のFGノットでした!!
FGノットは3回ともノットのど真ん中で破断していました。
恐らく編み込み終わりのメインラインの部分だと思われます。
モンスターノットは編み込み後にリーダーで結び目を作っているので、PEライン同士がこすれるのを防いでいる?のかなとも思いました!
あと他のノットに関して、超強力と言われているノットばかりだったのですが、
結び手の問題なのか・・・
別のラインに変えたら良くなるのか・・・
分かりませんがあまり安定した高強度は得られませんでした;;
このノット強度検証はYouTube動画を見て頂ければわかる通り、2回実施しております・・・。
第一弾に摩擦系ノットの組み方が悪く、急遽第二弾を撮影しました。
今回紹介させて頂いた結果は第二弾の結果になります。
第一弾と比較すると10%以上の強度アップに成功しました!!
そこでどこを留意してノットを組んだのか自分なりに考察してみました。
摩擦系ノットのこれだけは覚えて欲しい強度アップポイント!
これはあくまで自分が考える強度アップポイントですが、確実に強度が上がったのでほぼほぼ間違ってないと思います!!
Point① 編み込み部分の締め付けは破断強度の60%以上で締めこむ
まず見て欲しいのが上記画像。この画像は第一弾検証の際に組んだFGノットの引張り始めと破断0.5秒前です。
PEライン自体の締め込みが甘いせいで破断前はかなりPEラインが伸びています。
これはPEライン自体が伸びているのではなく、20kg近く引っ張られることで、編み込み部分がこれだけ締め込まれたという事です!
ゆっくり引っ張るならまだしも、魚によって急激に引っ張られた際はどうなるか分かりますよね・・・?((((;゚Д゚))))
締め込み具で強めに締めこんでこの結果です。
次に見て欲しいのが第二弾におこなったFGノットの検証!!第二弾では第一弾に比べて大幅に強度が上昇しました!
その際のFGノットの引張り始めと破断0.5秒前がコチラです。
これは引っ張り始めた画像同士じゃないですよ!!w
右は破断寸前の画像!!
PEラインは8mm程しか伸びてないです!
この時の締め込みは超ガチガチに締めこみました・・・w
おかげで締め込み棒のシリコンが破れました・・・( ^ω^)
しかしそのぐらいガチガチに締めこんだおかげでPEライン自体があまり放出せず、ライン同士が擦れるのを少なくできた事で強度アップにつながったと仮定しています。
この経験からPEラインとリーダーの結束時に摩擦系ノットを使用する際は、破断強度の60%以上で締め込む必要があります!!
よく魚で締めこんでもらう感覚で締め込みはガチガチじゃなくて良いですよ!
という方もいらっしゃいますが、PEラインが放出して擦れる心配が無いノットで無い限り、締め込みはガチガチをオススメします!!
ドラグを緩めれば良いですが、それならわざわざ太いラインを使用するメリットは限りなく少ないです。
Point②ハーフヒッチ時もメインラインをガチガチに引張ながら行う
上記の画像はモンスターノットを締込み後にハーフヒッチしている画像ですが、本締めは終わっているにも関わらず、締め込み棒を右手に持ったままです。
ここが第2のポイントになります!
ハーフヒッチをする際も本締めぐらいの荷重をかけながらハーフヒッチを締め込んでいって下さい!!
※常にガチガチに引っ張ている必要は無く、ハーフヒッチの編み込み時のみ引っ張ってください。
自分は今まで、ハーフヒッチをする際は、ある程度の力で締め込んではいましたが、そこまでガチガチに締め込んでいませんでした・・・。
そのおかげでメインラインに若干たるみができた状態で、ハーフヒッチがされてしまい、高い負荷がノットにかかるとこちらもライン同士が擦れる原因になります。
どのノットもガチガチに固めてノットを組むことがとても大事で、どこかの部分で緩く組んでしまうと引っ張られた際にノット自体に変化が起きてしまいます。
その変化は伸びたり、引っ張られたりする変化の事ですが、その際はノットに結ばれたラインが動くことになるので、ライン自体がとても弱くなってしまいます。
必ずノットを組む際はガチガチで組むこと事をオススメします!
尚、ガチガチに組む際はPEラインやリーダーを傷つけないように注意して締め込んでください!
以上!越前Noobゆーたでした!
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